広島県尾道市の、市役所西の渡船乗り場近くにある、クレーン付き公衆電話BOXです。尾道水道が一望できる場所に設置されています。このクレーンは、市内の海運会社が1955年に設置、71年以降使われなくなり、解体の話が持ち上がった時に、市民グループで活用策を検討し、NTTの協力で電話室として再生したものです。
尾道市は世界遺産登録を目指しています。町並みクリーンアップが課題ですが、港町の歴史をとどめるオブジェとしても重要で、尾道ユネスコ協会が3年前にボランティアを募り、ペンキ塗り替えを行ったという経緯もあります。
クレーンの操作室に当時の機械も入っており、とても公衆電話とは思えないような大きさですが、当時を偲ぶモニュメントといえるでしょう。