札幌市主催の「避難場所運営研修」において災害時用公衆電話(特設公衆電話)の運用説明を実施

 北海道支部では、昨年10月から本年1月までの間に行われた「避難場所運営研修」(札幌市主催)において、災害時用公衆電話(特設公衆電話)の運用説明を実施しました。(平成28年から日本公衆電話会として説明を実施)
 札幌市の指定避難所となっている小中学校(約300校)には災害時用公衆電話が設置されていますが、その中で、今年度の避難場所運営研修が行われた40校に伺い、設置場所の確認や利用方法の説明等を行いました。
 研修は、コロナ感染防止のため「密」にならないような場所を選んで実施され、体育館や広い多目的室等が使用されたため、MJ(モジュラージャック:電話線接続コネクタ)コンセントの設置場所や電話機の保管場所を、研修参加者に実際に目視で確認していただけないケースが多くありました。そのため、研修が行われる前に、MJコンセントの設置場所や電話機の保管場所を事前に確認し、発信試験を実施しました。研修が始まってから、その中の時間をいただいて①MJコンセントの設置場所②電話機と配線ケーブルの保管場所③電話機とMJコンセントの接続方法④災害時公衆電話の特徴や利点等(通話料無料、停電時利用可、優先電話、国際通話、発信のみ等)の説明を行いました。研修に参加されたのは、大きな災害が発生した際に避難所の開設・運営を担うことになる町内会役員や区役所職員、学校の教職員の方々なので、説明を真剣に聴いていただき、質疑応答も行って知識を深めていただきました。
 本研修については、次年度は50校で行われる計画となっていて、日本公衆電話会としても継続参加して説明を行っていく予定です。

避難場所運営研修の模様
災害時用公衆電話の説明
電話機等の保管状況
電話機と配線ケーブル
MJコンセント(露出型)
MJコンセント(壁面型)

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