岐阜支部は、10月24日(火)の13時30分からNTT岐阜支店災害対策室、NTTドコモ岐阜支店と連携して、揖斐川町立春日小学校において、公衆電話教室と171災害用伝言ダイヤルの体験会を開催しました。揖斐川町春日地区は国家で歌われる「さざれ石」の町として知られ、伊吹山の麓に位置し、唯一ある春日小学校には、全校生徒合わせて17名の児童が通っています。今回の体験会には、全校児童とその父兄が参加して行いました。春日地区には、公衆電話機が2台のみ設置し、公衆電話機を知らないと答える児童もいたため、初めに公衆電話の概要を説明した後、児童と母親が一緒になり、順番に公衆電話のかけ方と、緊急通報のやり方について学んで頂きました。母親が心配して見ている中、殆どの児童が受話器を外さず硬貨を入れる動作を繰り返し、手順を確認しながら真剣に取り組んでいました。終了後、児童からは「公衆電話を使えるようになって良かった」とお礼がありました。春日小学校の生徒は、自宅から小学校迄は送迎バスを利用しており、自宅に電話する機会が無いとのことでしたが、もしもの時を想定し今回の体験は非常に良かったと先生からも感謝を頂きました。