中標津町は北海道東部の根室管内に位置し、南部は根釧台地の丘陵、北部は知床半島から連なる山岳地帯となっている自然豊かな町です。
中標津町では平成6年10月4日に発生した北海道東部沖地震により大きな被害を受けたことを教訓に、10月4日を「中標津町防災の日」として毎年防災啓発活動を実施しています。今年は地震から30年を迎えるにあたり、防災関係機関との連携や町民が体験し、直接触れることができる防災啓発を取り入れた『総合防災訓練』を9月29日に実施しました。
北海道統括支部では、NTT東日本北海道東支店、釧路営業支店と連携し、情報の的確・迅速な収集による秩序ある行動の呼びかけと災害用伝言ダイヤル171の利用体験などを通して、防災に対する意識向上啓発活動を実施しました。
「触れることができる防災啓発」訓練が町の方針だったこともあり、町民の関心・意識は非常に高く、災害用伝言ダイヤルの訓練機を使った利用体験コーナーには多くの町民の皆さまが集まり、直接利用体験を通じて日頃の備えの大切さを学ばれていました。