11月12日(火)に神戸市立駒ヶ林中学2年生の代表18名が3回に分かれて岡本相談役を訪れ、来年1月17日で30年となる阪神淡路大震災の節目の年ということを踏まえて体験談を聴きに来られました。岡本相談役からは「喫茶店があった地域は地震のあと大規模火災が発生し焼けてしまったが、2週間後には焼け野原にお店を再開し、心も体も疲れ切っている人々に少しでも癒してもらえればという思いから無料でコーヒーをふるまいました。その時に家族・親戚・お友達などが安否の確認などで震災跡を訪れているのを知って何か役に立てないかという思いから《伝言版》を店先に置きました。《伝言版》を利用する人々が日に日に増え、皆さんの心配な気持ちがもっと早く解消できるものはないかという居ても立ってもおれない思いからNTTさんに『公衆電話』の設置のお願いをしました。設置された時は本当にうれしかった。その時の気持ちは今も忘れずに毎日大切にきれいに清掃しています。大きな災害が発生した時は、携帯電話・スマホは繋がりにくくなるけど公衆電話は繋がりやすく頼りになりますよ。皆さんもどこに公衆電話があるか日頃から確認しておいてほしい。」とお伝えました。終了後には配布した171周知用マスクを手にもっていただき公衆電話の前で記念撮影をしました。