神奈川支部では11月28日(金)、権太坂小学校においてNTT神奈川事業部と協働して防災教室を実施しました。参加対象者は小学4年生68名(2クラス)で、『防災講話』『防災かるた』『公衆電話のかけ方・災害用伝言ダイヤル171体験』を午前、午後とクラスごとに分けて実施しました。
『防災講話』は、小学校のある横浜市保土ヶ谷区防災マップ(地図面、情報面)を活用した避難所や危険な場所等の説明、こども手帳の動画を活用した災害時の行動や公衆電話&171のかけ方の説明、小学校学区内の公衆電話の場所の説明などを児童とコミュニケーションを図りながら進めました。
『防災かるた』は、防災・減災など、こどもたちに覚えてほしい「備えの知識」を日本古来の遊び「かるた」を通じて学ぶことを目的に実施しました。ひとクラス6つのチームに分け、読み手は当会の職員等が行い読み札に関するコメントをしつつ、チーム内の児童からもそれに関連した話をしたりと、大変集中しつつ楽しく学び盛り上がりました。
『公衆電話のかけ方・災害用伝言ダイヤル171の体験』は、児童全員が体験しました。公衆電話は普段触れることのない体験で児童からは楽しみながら体験していました。災害用伝言ダイヤル171の体験では、当校が災害時避難場所に指定されていることから災害時用公衆電話(特設公衆電話)を設置し、171の回線を解放したうえで体験を実施しました。体験の録音を聞くことについては、自宅で保護者等と確認をとるよう伝えました。
体験後は公衆電話や災害用伝言ダイヤル171のクイズを行い、大変盛り上がりました。授業の最後に各チームの代表児童より感想を述べてもらいました。「防災マップについて家族と確認します。」「かるたで防災についていろいろ気づくことができて良かったです。」「公衆電話&171を体験することができて良かったです。」などうれしい感想をたくさん頂きました。
なお、実施模様は神奈川新聞社カナロコに掲載(2025.12.4記事)されます。


























