１１月２３日（祝）、松山市総合コミュニティセンターで、松山消防局主催の「みんなの消防フェスタ・防災シンポジウム2021」が開催されました。災害による被害を最小限にするためには、行政と住民一人ひとりが防災対策を実践し、また、住民と地域の消防団などが協力し合える地域ぐるみの防災体制が必要です。そこで、広く市民に防火・防災について関心を深めてもらい、みんなで助け合い安心して暮らせる地域社会の実現を目指すことを目的に開催されています。
　
　当日は、文化ホールで式典や防災シンポジウムが行われ、体験・展示ブースではロープ渡りや消火体験、防災グッズの展示や防火・防災ポスターの展示などが行われました。当会愛媛支部ではＮＴＴフィールドテクノと連携して、「災害用伝言ダイヤル１７１」の周知と体験をしていただくコーナーを開設しました。
　
　当日は１０時頃から人が多く集まりはじめ、１７１のデモ機も順番待ちで列ができるほど人気となり、３台の体験機をフル稼働し、約２００名に説明・体験をすることができました。あわせて新型コロナ感染対策として、体験者が替わる度に、除菌・消毒処理を行うなど説明者もフル稼働でした。今回は特にこども連れの家族で来られた方が多く、子供にかけ方を覚えてもらおうと操作を熱心に見ているお母さんも多くいました。　　　　　
　愛媛県では南海トラフ大地震により、最大で震度７となり、瀬戸内海沿岸でも３ｍ以上の津波が想定されています。万が一の備えとして、災害用伝言ダイヤル１７１を覚えておきましょう！