道央支部札幌分会(分会長:髙梨英紀)では3月25日(月)、札幌市三里塚小学校の放課後児童クラブにおいて小学生を対象にした公衆電話教室を実施しました。今回の開催については、HP等で公衆電話教室を実施していることを知った児童クラブの運営者の方から実施要請があったものです。
当日は、小学1年生から4年生までの参加で、公衆電話を見たことがある児童が大半でしたが、実際に使ったことがあるのは約2割程度でした。
最初に公衆電話のかけ方の手順と、大きな災害や事件・事故に巻き込まれた場合に公衆電話が役に立つことを説明し、実際の利用体験をしてもらいました。
テレホンカードや硬貨を投入して模擬機による公衆電話の利用体験を初めて行った児童は、受話器を先に上げないと硬貨が落ちてしまうことを理解し、中には何回も試してみたり、10円と100円硬貨以外は使用できないことも実際に行って確認していました。また、171体験機を使った災害用伝言ダイヤルの利用体験も行い、キャラクターのガイドに従って伝言を録音・再生し、自分の録音した内容を確認しながら楽しく学んでいました。
最後に、児童クラブの近くにある公衆電話の設置場所を伝えるとともに、毎月1日と15日は自宅から171の利用体験が出来ることを伝え、家族と一緒にもう一度行ってみることを勧めました。