<支部だより>中国統括支部 2021/06/22

中国統括支部長並びに広島支部長の佐藤一乗です。私は、大橋屋ビルというというテナントビル及び船舶艤装金具の設計・製造事業を福山市で営んでおります。当会との関わりは、昭和58年に家業及び公衆電話の受託業務を承継してから、38年余りとなりますが、日公会活動はそれより以前から携わっており、昭和53年に分会の理事に就任し、爾来、約43年の間、役員として努めてまいりました。また、今年6月からは、中国統括支部長に新たに就任をいたしました。中国地域は、広島・島根・岡山・鳥取・山口の5県の支部で構成されており、それぞれの支部が特色を持った活動を行っているところです。具体的活動内容については、当会本部ホームページから「支部の活動」の「中国ブログ」をご覧いただければと思います。例えば、広島県では、土砂災害や豪雨災害などにも見舞われたこともあり、防災意識は非常に高く、予てより、NPO法人のピエロチームなどと連携して小学校での電話教室や、役員が小学校等に直接訪問しての防災教室なども行ってきており、とりわけ、福山市では、5年前から、電気、ガス、水道、通信の4つの企業が参加しての「ライフライン防災教室」を毎年2~3ヵ所の小学校を訪問して実施するなど、感染対策を取ったうえで「電話教室」の取り組みを積極的に実施してきております。また、山口県では、ほぼ全市町の役所の庁舎ロビーにおいて、来庁される市民・町民の方々に対して「災害用伝言ダイヤル171」の実体験を含めた電話教室を毎年実施してきており、昨年度も感染対策をしっかり行ったうえで実施してきました。近年では新型コロナウイルスの影響もあり、「防災訓練」や「街頭PR活動」などの活動は、中止や自粛が度重なっている状況にありますが、このような中でも「子ども手帳」や「ネット安全ガイドブック」の配布については、自治体の教育委員会や各小・中学校への訪問が可能なところには、昨年度も引き続き行ってきたところであり、その中でも、広島県尾道市様からは「市の教育へ格別の貢献をした」として表彰をしていただいたところです。今後も、当分の間は感染リスクも十分に考慮した活動を検討しつつ、各支部において工夫をしながら、地域の安全・安心の一助となるよう、地道な活動を行っていきたいと考えております。

 

 

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