<支部だより>北海道統括支部 2020/04/01

 北海道統括支部-支部長の前川二郎です。
  生業は、「美・癒・健・感動」をテーマとした全国に、ホテル経営やリゾート開発を手掛けております。当会は、2012年度に公益財団法人化されて、今年度で満8年目を迎えますが、私と日本公衆電話会との繋がりは、受託者として29年間、役員としては19年間で、「地域社会の安全と安心の向上」の貢献を目的に取り組んできたところです。その一環として北海道統括支部では、「未来の大切な宝である-子どもたち」の安全安心への意識を高めるため、「北海道から発信」として2010年度から「こども手帳」(冊子版)を道内の全小学校へ贈呈し、更に2016年度からは、道内の全自治体にご要望を伺って電子版(CD版)の贈呈をさせていただきました。また、2017年度から新たな取組みとして、中学生を対象にした「ネット安全ガイドブック」を作成し、直面しているICT社会について、子どもたちが学習するきっかけとするため、道内に展開しております。併せて基本的ルールを守らないことや不正な取扱いで、中学生といえども大人と同じ責任を負うことなど、ネットに潜む危険などについて、自ら考えて解決する力の習得を期待した編集内容で、子どもたちの安全・安心に少しでもお役にたてることができればと思っております。今まで、北海道内の首長や教育長の皆様に直接お願いをし、札幌市をはじめ、主要都市に贈呈してまいりました。

最近の国内事情は、少子高齢化が急速に進んでおり、経営者はICTを利活用した生産性向上が必須となる一方、「働き方改革」において、社員満足度も向上させる責務を負っているため、日夜、頭を悩ませておられるのではないでしょうか?・・・私も同様です。

また、2021年に延期になりましたが、「2020東京オリンピック」もあります。5G(第5世代移動通信システム)の商用化に伴い、TV-ネット同時配信や4K/8K高精細映像のVR(バーチャル-リアリティ)等での視聴環境が整い、自宅のリビングに居ながらにして臨場感あふれる多様な情報を入手できるデジタル高度化が加速しつつあります。このような背景の中、日本公衆電話会としても、この時代の趨勢に乗り遅れることなく、地域の防災に役立つ活動など、情報発信をしていきたいと思います。

私は、「札幌日仏協会」の副会長を16年間務めております。2年前になりますが、同協会を通じて北海道におけるフランス語教育とフランス文化普及に大きく貢献したと言うことで、「パルム・アカデミック勲章」をフランス共和国から授与されました。

また、「北海道」における観光事業の推進や地域ブランドの発信にも努めております。(私はゴルフが趣味ですが、)大好きなゴルフボールのように「北海道ブランド」が全国皆様の所へ飛んでいくように願っております。(笑) 今後の地方創生は、北海道内の各企業が一丸となった「まち・ひと・しごと」がキーワードと推察します。私自身もこの事を胸に、公益活動に邁進してまいります。

 

 

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