<支部だより>関東統括支部 2025.8.1

このたび、公益財団法人日本公衆電話会 関東統括支部長を拝命いたしました石井菊治郎でございます。 私はこれまで、公益社団法人市川青色申告会の会長として、地域の中小事業者の皆様に対し、青色申告制度の普及と税務支援を通じて、健全な経営と適正な納税の推進に尽力してまいりました。市川青色申告会では、税務相談や記帳指導、税務署の協力団体として税金はなぜ必要か、小学校6年生対象に租税教育の講師派遣して私始め多くの幹部皆様の協力で14年に渡り現在続いています。セミナー開催などを通じて、事業者の皆様の経営基盤強化に貢献しております。 また、公益財団法人日本公衆電話会 千葉支部長としては、地域の教育支援にも力を注ぎ、令和7年度には市川市および浦安市の公立小学校12校に在籍する6年生約1,050名の児童に「子ども手帳」を贈呈する取り組みを主導いたしました。この活動は、租税教室の一環として、子どもたちの安全・安心を願い、地域と教育現場をつなぐ架け橋となることを目指したものです。 今回の関東統括支部長就任にあたり、これまでの経験を活かし、関東地域における公衆電話の安全・安心な利用環境の整備、災害時の通信インフラの維持、そして地域社会との連携強化に努めてまいります。 公衆電話は、災害時や緊急時において「命をつなぐインフラ」としての重要な役割を果たします。今後は、自治体や教育機関、防災団体との連携を一層深め、地域住民の皆様が安心して暮らせる環境づくりに貢献してまいります。特に、地域の声に耳を傾けながら、公共インフラとしての公衆電話の価値を再認識していただけるよう、説明会や体験イベントの開催など、双方向のコミュニケーションを大切にしてまいります。 さらに、災害時の安否確認手段として重要な「声の伝言板171」の普及活動にも力を入れてまいります。このサービスは、電話を通じて家族や知人の安否情報を録音・再生できるものであり、災害時の情報伝達手段として極めて有効です。今後は、学校や地域団体と連携し、171の使い方を学ぶ機会を提供することで、誰もが安心して利用できる環境づくりを推進してまいります。

 

 

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