愛媛支部では、7月28日(水)松山市教育研修センターで行われた「学校教員防災エデュケーター育成講座」に参加し、災害用伝言ダイヤル171のデモ機を使った操作体験による周知活動を行いました。
松山市では愛媛大学等と連携し、全世代型防災教育に向けた取り組みを行っており、そのプログラムの一つである教職員防災研修プログラムとして、防災士資格を取得している教職員を対象とした学校防災研修を年1回開講しています。今回、松山防災リーダ育成センター(愛媛大学)の中尾先生からの依頼により、研修後に「災害用伝言ダイヤル171」を参加者の先生に体験していただこうと計画したものです。
研修は松山市の小中学校から、防災士資格を持った約90名の先生が2組に分かれ研修に参加されました。研修のなかで、災害用伝言ダイヤル171を使ったことがあるか質問がありましたが、防災士の資格を持った先生でも、ほとんど使ったことがないことに驚きました。
休憩時間や研修終了後には、先生方に171の録音体験をしていただきました。メッセージはどれ位保存されるのか?とか、何件くらい録音されるのか?などと質問されるなど、興味を持っていただいたようです。いざという時のために、家族で利用する電話番号を決めておくなどして、毎月1日、15日は利用できるので、一度、体験していただくよう説明すると、是非、やってみます。と言っていただいた先生もいました。
災害用伝言ダイヤル171は知っていても、いざという時に使い方がわからなければ、何にもなりません。利用体験日に家族みんなで一度体験していただければ、安心できるのでは?