松山市立余土中学校で防災教室・災害時公衆電話点検を実施

 愛媛支部では、2月16日(金)松山市立余土中学校の1年生(160名)を対象に、災害時の連絡方法(安否確認)として、公衆電話及び災害用伝言ダイヤル171による連絡方法について、防災学習を実施しました。
 余土中学校では、4年前に松山防災リーダ育成センターからの依頼で防災教室を実施しており、今回は余土中学校からの直接の依頼により開催の運びとなったものです。
 まず、体育館で1年生全員に対し、災害時には電話が繋がりにくい状態になるため、家族との連絡(安否確認)方法として、公衆電話の優位性や操作方法、災害用伝言ダイヤル171を利用した連絡方法を学習していただきました。生徒たちは、能登半島の地震の被害状況などをニュースで知っていることもあり、熱心に聞いてくれました。
 全体学習後は、昼食をはさみ1年生の教室前で、各グループ毎にわかれて録音操作の体験をしていただきました。伝言メッセージは全員に考えていただきましたが、時間の都合でグループの代表者によるメッセージの録音体験としました。録音したメッセージは、クラス毎に再生し、大事なことを伝えられているか確認しました。メッセージの冒頭に「〇〇です。」と名前を姓で名乗る生徒が多く、「家族で聞くのに、みんな同じ名前やろ。」と先生につっこまれて、クラスに笑いが起きていました。
 担当の先生からは、「体験活動を入れることで、子どもたちの意識がより高まったようです。今、防災教育の大切さを身にしみて感じました。」との嬉しいメッセージをいただきました。

 全体の学習前には少し時間をいただき、体育館に設置されている特設公衆電話回線(3回線)を確認させていただき、点検サポートを実施することもできました。

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