愛媛支部では、10月16日(木)松山市立清水小学校の4年生児童(62名)を対象に、災害時の連絡方法(安否確認)として、公衆電話および災害用伝言ダイヤル171による連絡方法について、防災学習出前授業を実施しました。防災学習の前に「こども手帳(冊子・電子版)」を贈呈しました。事務局より「事故や犯罪、災害等から自分を守るにはどうしたら良いか。こどもたちの安心・安全への意識を高めるために活用していただきたい。」とお願いしました。
清水小学校は、「夢をもち、心豊かにたくましく生きる清水っ子の育成」を教育目標とする全校生徒407名の公立小学校です。今年も昨年に続き4年生へ防災出前授業の依頼をいただき、①公衆電話のかけ方 ②災害用伝言ダイヤル171の伝言メッセージ録音体験を中心にカリキュラムを作成しました。授業中は、熱心にメモを取っている児童が多く、なかにはぎっしり書き込んでいる児童もおり、びっくりしました。171体験では、8名の代表者にメッセージを録音してもらいました。最後は、録音したメッセージを再生し、全員で確認しました。みなさん、大事なことを伝えることができており、自然と大きな拍手がおこりました。授業の終わりに、児童の代表者から、公衆電話のかけ方や災害用伝言ダイヤル171の操作方法を知ることができて良かったといったお礼の言葉をいただきました。
なお、清水小学校は避難所に指定されており、特設公衆電話が3回線設置されていることから、授業開始前に確認・点検をさせていただきました。