愛媛支部では、１１月２６日（日）松山市立城西中学校で実施された竹原町避難訓練に参加し、災害用伝言ダイヤル１７１体験・公衆電話教室を実施しました。
　
　この避難訓練は、南海トラフ地震の危険に備え、自治会員の防災意識の向上ならびに万一の際、少しでも自主対応がはかれるよう竹原町自主防災会が「全町避難訓練」を計画したものです。
　避難訓練後は、二次訓練として松山市中央消防署による煙体験・防災食・トイレ凝固剤体験・搬送訓練などが行われ、当会では体育館 柔剣道場で公衆電話・１７１体験機を設置し、訓練参加者に操作体験による防災意識の醸成を図りました。
　訓練に参加された方たちは、小さなお子様を連れたご家族や高齢者の方が多く、災害時の公衆電話の優位性や１７１による安否確認方法を聞いていただき、訓練機を操作していただきました。子どもたちにも喜んでいただき、お母さんに促されてメッセージに名前などを録音してもらいました。
　高齢者の方からは、「電話番号を決めておかないかんの？」「携帯からできるん？」などの質問をいただくなど、熱心に録音・再生体験を行っていただきました。
　イベントの終了時には、城西中・愛媛大学防災リーダより、日頃の防災活動への取り組み発表も行われ、参加者・スタッフの方より拍手が起こりました。
　最後に、城西中学校には特設公衆電話回線が3回線設置されており、場所の確認・点検を実施し、訓練を終了しました。