札幌市の避難場所運営研修において特設公衆電話の運用説明を実施

 北海道支部では、7月から8月にかけて行われた避難場所運営研修(主催:札幌市)において特設公衆電話の運用説明を実施しました。平成28年から日公会として説明を行っていますが、今回は避難場所として指定されている13ヵ所の小学校・中学校で開催され、町内会の役員や区役所職員、学校の教職員が参加しました。
 防災に関する座学や、学校内の各設備を見学し、その中で防災無線の説明・試験通信を行った後に特設公衆電話の説明を実施しました。①MJ(モジュラージャック:電話線接続コネクター)の設置場所の確認②電話機と配線ケーブルの保管場所の確認③電話機とMJの接続方法④災害時に役立つ特設公衆電話の利点等の説明を行い、実際に回線に接続したあとに発信試験を行っていただき、理解を深めてもらいました。
 「何故、停電でも使えるのか」「接続試験はどのようなサイクルで行うのか」「特設公はいつ設置されたのか」「何故、この場所にMJを設置したのか」などの質問が出され、回答を頷きながら聞いていました。
 今年度は、冬期間(12月~翌1月)にも17ヶ所において避難場所運営研修が計画されていて、日公会から特設公衆電話の説明を行う予定です。

避難場所運営研修
特設公の説明
電話機・ケーブル保管状況
集中監視盤の中にMJ設置
廊下の端子盤の中にMJ
職員室の端子盤の中にMJ

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