北海道統括支部では、10月から開催している札幌市主催の「避難場所運営研修」において災害時用公衆電話(特設公衆電話)の接続確認と運用説明を行っています。
本研修は、指定避難所になっている市内の小中学校の中から、本年度は50ヵ所で行われる予定で、10月から12月までに25校で開催され、年内最後に、12/24(金)藤野南小学校、12/27(月)西野第二小学校・発寒東小学校において実施されました。研修には避難所の運営を担うことになる地域の町内会役員の方と区役所職員、学校教職員等が参加しています。研修は防災に関する座学を行った後、防災行政無線の接続試験を行い、その後、学校内の防災関係設備等を見学しますが、その行程の中で災害時用公衆電話の説明を日本公衆電話会が実施しています。①災害時用公衆電話の特徴や利点等(通話料無料、停電時利用可、優先電話、発信のみ等)②電話機と配線ケーブルの現物紹介と保管場所の説明③電話回線コンセントの設置場所等の説明を行いました。
なお、研修の開始前に、電話機を回線コンセントに繋いで接続試験を行い、万が一の際の災害発生時に使用できることを確認しています。
本研修は来年1月に残り25校で行われますが、日本公衆電話会では他の事業と重複しない限り、今後も継続して説明を行う予定です。