札幌市主催「避難場所運営研修」における災害時用公衆電話(特設公衆電話)の接続確認と運用説明の実施

 北海道統括支部では、昨年10月から1月までの間に開催した札幌市主催の「避難場所運営研修」において、災害時用公衆電話(特設公衆電話)の接続確認と運用説明を行いました。
 本研修は、指定避難所になっている市内の小中学校の中から、今年度は50ヵ所で行われたもので、最終日の1/21(金)にはノホロの丘小学校とあやめ野小学校において実施されました。研修には避難所の運営を担うことになる地域の町内会役員の方と区役所職員、学校教職員等が参加しました。研修カリキュラムは防災に関する座学を行った後、防災行政無線の接続試験を行い、その後、学校内の防災関係設備等を見学し、最後にHUG(避難所運営ゲーム)が行われましたが、1月の後半は新型コロナ感染拡大のため、感染防止の観点からHUGは中止となりました。カリキュラムの中の防災関係設備の説明の一部時間をいただいて、災害時用公衆電話の説明を日本公衆電話会が実施しました。①災害時用公衆電話の特徴や利点等(通話料無料、停電時利用可、優先電話、発信のみ等)②電話機と配線ケーブルの現物紹介と保管場所の説明③電話回線コンセントの設置場所等の説明を行いました。研修が実施された50件の内、日本公衆電話会は42件に参加し、受講者933名の方に説明しました。また、研修の開始前に、電話機を回線コンセントに繋いで接続試験を行い、万が一の際の災害発生時に使用できることを確認しています。
 なお、本研修の他に2校からコンセント設置場所の確認依頼があり、調査後にテスト通話を含めた説明を行いました。
 本研修は来年度以降も計画的に実施される予定ですが、日本公衆電話会でも継続して説明を行う予定です。

ノホロの丘小学校
あやめ野小学校
説明模様
電話機と配線ケーブル
電話回線コンセント
電話回線コンセント

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