6月17日(土)、東京南支部はNTT東日本と協力して港区立南山小学校の防災訓練で、公衆電話と災害用伝言ダイヤル(171)体験を実施しました。
南山小学校では毎年、学校と地域住民や行政が合同で防災訓練を開催しており、児童と保護者や地域住民が一緒に体験する訓練メニューに、2年前から『災害用伝言ダイヤル(171)体験』が取り入れられています。今年はさらに『公衆電話体験』が加わりました。
訓練では1年生と2年生が中心に、臨時に設置された公衆電話からテレホンカードを使ったかけ方を体験しました。3年生と4年生は学校に事前配備されている災害時用公衆電話から171へダイヤルして、伝言の録音や再生を体験しました。子ども達はみんな真剣に訓練に取り組み、公衆電話のかけ方も171への伝言の録音もスムーズにできていました。子ども達が体験を終えた後、保護者も171を体験しました。外国から来た保護者もいて、通訳の支援や配付した英語版のマニュアルを見ながら、無事に伝言の録音や再生を体験しました。
今回初めて、NTT東京南支店が171を疑似体験できる『ビッグテレホン』を設置しました。『ビッグテレホン』は子ども達に大人気で、たくさんの子ども達が押し寄せて興味深く171を体験しました。
防災訓練に先立って日本公衆電話会の指導の下で、防災訓練担当の先生方に災害時用公衆電話の接続と発信試験を体験・実施していただきました。
この防災訓練の模様は、南山小学校のホームページにも掲載されています。
- 開会式
- 公衆電話のかけ方体験
- 大人気だったビッグテレホン
- 171による伝言の録音体験