西条市総合防災訓練に参加・171体験による周知・啓発活動を実施

 愛媛支部では、12月4日(日)西条市立西条北中学校で行われた、西条市総合防災訓練に参加し、災害用伝言ダイヤル171の周知・啓発活動に取り組みました。
 今回の防災訓練は、南海トラフを震源とした地震の発生を想定し、防災関係機関、住民、自治会、自主防災組織、防災士が連携した実践的な訓練を実施し、連携の強化、応急対応力の向上と住民への意識啓発を図ることで、地域防災力の向上に資すことを目的として行われたものです。訓練は午前8時の緊急速報メールを合図に、シェイクアウト訓練、避難訓練、情報伝達訓練などが行われました。     

 当会は、体育館内のNTT西日本展示ブースで、171の操作体験による災害時の連絡方法について、周知・啓発活動を行いました。避難訓練が終わった住民の方や、西条北中の2年生(約190名)が、クラス毎に来てくれたので、3台の体験機がフル稼働の状況でした。用意したポケットマニュアルや、マスク等のノベルティも残り僅かになり、心配しながらの説明となりました。
 体験していただいた住民の方からは、「知らなかった。家に帰って説明するわ。」といった声や、体験後、「いっぺん、やっとった方がいいぞっ。」と、友達を連れてきてくれた生徒もいました。小さい子どもたちも、面白いと言いながら、恥ずかしそうにメッセージを録音してくれました。
 ただ、中学生たちには、まだまだ認知されてないように感じました。これからも、こういった機会を通じて、171の周知・啓発の取り組みを継続していきたいと思います。最後に、訓練会場の北中学校は、避難所に指定されているため災害時用公衆電話回線が体育館に3回線設置されており、設置場所を確認させていただきました。

支部だより(エリア別)
一覧ページへ
支部だより(年別)
一覧ページへ

ページのトップへ