北海道統括支部では、9月12(火)札幌ドーム駐車場において開催された「セーフティフェスタ2023」にNTT東日本北海道災害対策室のご協力をいただき、公衆電話を通した災害時における安全や日頃からの防犯に関する啓発イベントを実施しました。
このイベントは、子ども達が地域災害に対する防災意識を身近に感じ、楽しく学ぶことを目的に東月寒まちづくり協議会「童夢(ど-む)」が主催しており、警察・消防・自衛隊などの救援、救護組織や地域の団体企業などの協力により、2009年から毎年開催をされているものです。
近隣の小学校3校、中学校1校450名が授業の一環として参加予定でしたが、突然の豪雨により洪水警報が発表され小学校2校のみの参加となりました。しかし、限られた時間の中2校の児童の皆さんは、各出展ブースで様々な体験や見学を通じて、防災や安全について幅広く学んでいました。
日本公衆電話会のブースにおいては、公衆電話機および災害用伝言ダイヤル171の訓練機を使い、いざという時の公衆電話のかけ方や110番/119番、118番などの緊急通報の利用方法、また災害用伝言ダイヤル171の利用などを体験してもらいました。小学校の児童(3~4年生)は公衆電話の利用経験が無く、初めて触る公衆電話の受話器の持ち方やテレホンカードの挿入、ダイヤルボタンの押し方に最初は戸惑いも見せていましたが、役員等の説明を受け自分で操作するうちに慣れ親しんでもらいました。災害用伝言ダイヤル171の体験でも自分の置かれている状況を的確に大きな声で録音してメッセージの再生を聞いて納得していました。