神奈川支部では6月26日(水)、横浜市中尾小学校キッズクラブにおいて防災教室をNTT神奈川事業部およびラジオ日本と協働して実施しました。
参加対象者は中尾小学校放課後キッズクラブの小学1年生~6年生および先生の約60名で、講習は3部構成『1.被災地の状況、災害時の大事なこと(映像による説明)2.公衆電話、災害用伝言ダイヤル171(こども手帳等による説明)3.防災標語の唱和・収録』で実施しました。
『被災地の状況』ではラジオ日本の記者が今年はじめに起きた能登半島大地震の状況を現地で実際に撮影したもので説明しました。映像を活用しつつ、児童へ質問を投げかけながら進めていきました。災害時の大事なこととして話した内容はこども手帳の災害のページで復習するよう伝えました。児童はそのページをその場で熱心に確認していました。『公衆電話、災害用伝言ダイヤル』ではこども手帳により説明しました。みな手帳を熱心に見て説明をよく聴いていました。公衆電話の設置場所については施設の近くにあるものを地図や公衆電話の写真で確認し、児童たちは大変盛り上がりました。最後に予め用意した防災標語を児童全員で唱和したものを収録しました。児童たちの唱和はハキハキとした元気な声でよく出来ました。
中尾小学校では、防災減災、SDGSなど、こどもたち自らチームを立ち上げ取り組むなど、日頃より様々な活動を積極的に行っています。本授業においても各パーツごとの講師との意見交換が大変活発で、児童からの質問や発言が尽きないほどの盛況なものとなりました。
講習後、公衆電話で171の体験をひとりずつ実施しました。公衆電話体験は普段触れることのない体験で児童からは「体験できてよかった」など嬉しい言葉がありました。また、公衆電話をかけたことのない指導員の先生も体験されました。
なお、本取り組みはさらに横浜市内の小学校、キッズクラブで実施することとしています。また、収録された防災標語の唱和については今年の8月1日から9月6日までの間、毎日お昼にラジオ日本で放送されます。更にこの度の参加者の一部の児童には、2024横浜防災フェア(赤レンガ倉庫9月7~8日)にてラジオ日本主催の舞台に登壇いただき防災関連の発表をしていただく予定としております。