横浜国大附属小学校にて防災教室を実施

神奈川支部では7月1日(月)、横浜国大附属小学校において防災教室をNTT神奈川事業部およびラジオ日本と協働して実施しました。

参加対象者は小学4年生および先生の約100名で、講習は3部構成『1.被災地の状況、災害時の大事なこと』『2.防災標語の唱和・収録』『3.通信の仕組み』で実施しました。

『被災地の状況』ではラジオ日本の記者が今年はじめに起きた能登半島大地震の状況を現地で実際に撮影したもので説明しました。映像を活用しつつ、児童へ質問を投げかけながら進めていきました。『防災標語の唱和・収録』では、予め用意した防災標語をクラスごとに唱和したものを収録しました。児童たちの唱和はハキハキとした元気な声でよく出来ました。児童の代表者からも防災に関することの発表がありました。『通信の仕組み』ではNTTの担うライフラインの通信についての仕組みや災害時の連絡手段として重要な役割となる公衆電話や171についてを児童参加型で映像を活用し説明しました。児童はこの授業の前に通信について事前に学習をしており、疑問点等をまとめたものからたくさんの質問をいただき大変盛り上がりました。児童からの意見が尽きず時間が足らないと思う程充実した授業となりました。

公衆電話と災害用伝言ダイヤル171の体験は授業においては代表者、休憩時間と授業終了後に希望者へ実施しました。公衆電話の周囲には児童が群がり大変盛況な体験となりました。

事前に配布したこども手帳は「すぐに熱心に読み込んでいました。とても内容が良いものなので今後授業でも活用していくこととします。」とのお言葉を兼田主幹教諭より頂きました。児童は授業の中においても関係するページを開き読んでくれていました。

尚、本取り組みはさらに横浜市内の小学校、キッズクラブで実施することとしています。また、収録された防災標語の唱和については今年の8月1日から9月6日までの間、毎日お昼にラジオ日本で放送されます。更にこの度の参加者の一部の児童には、2024横浜防災フェア(赤レンガ倉庫9月7~8日)にてラジオ日本主催の舞台に登壇いただき防災関連の発表をしていただく予定としております。

 

 

 

 

支部だより(エリア別)
一覧ページへ
支部だより(年別)
一覧ページへ

ページのトップへ