11月2日(土)~3日(日)に代々木公園で第42回渋谷区くみんの広場が開催され、東京支部(東京南地区)では今年もNTT東日本の協力を得て公衆電話と災害用伝言ダイヤル171体験コーナーを出展しました。例年同様、子どもを対象としたスタンプラリーに『公衆電話体験』をエントリーしましたが、2日間で約650人の子どもたちが公衆電話のかけ方を体験し、大変な賑わいとなりました。多くの子どもたちが公衆電話を使ったことがなく、日本公衆電話会のスタッフは休む間もなく、公衆電話の使い方を説明していました。また、171に興味がありながらこれまでに体験する機会がなかった方や171について聞きたいことがある方が多く訪れ、171による伝言の録音や再生を体験していました。来場者には災害時の家族等への連絡方法についてアンケート調査も行いました。その結果、公衆電話は災害でもつながりやすいという点は67%の人が知っていましたが、停電時も使えるということを知っている人は45%にとどまりました。また、公衆電話の設置場所を知っているという回答は62%で、知らないという回答は38%でした。
今年も多くの方に公衆電話や171を体験してもらうとともにアンケート調査も行うことができ、充実した『くみんの広場』となりました。