八王子市立片倉台小学校で公衆電話教室を開催

東京支部(東京西地区)では、9月18日(土)、八王子市立片倉台小学校(山元敬子校長)からの要請を受け、NTT東日本の協力のもと、3年生の児童41名を対象に公衆電話教室を開催し、公衆電話のかけ方や災害用伝言ダイヤル(171)についての体験学習を行いました。当初は片倉台自治会と同校による合同防災訓練(学校、保護者、自治会合わせて500名参加)を実施する予定でしたが、緊急事態宣言と当日の台風の影響等を考慮して中止となりました。しかし、小学校からは授業の一貫として公衆電話教室を開催してほしいとの強い要望があったことから、新型コロナウイルスの感染症対策として、参加者全員のマスク着用、日公会役員の事前の体温測定やフェースシールドの装着はもちろんのこと、換気が良く密集を避けることができる体育館を会場として、電話機を1回使用毎、除菌シートによる消毒を徹底する等に取り組みました。公衆電話教室の実施にあたっては、当支部(東京西地区)の7名、NTT東日本からの1名に加え、自治会からも急遽数名の応援をいただきました。また、学校側からも準備段階から当日の実施後の片付けまでご協力をいただき参加者全員による一体感のある公衆電話教室を開催することができました。今回の体験学習により、これまで公衆電話に触れたことがない、あるいは公衆電話そのものを知らない児童に災害時の安否確認の手段として、災害用伝言ダイヤル(171)や公衆電話機があること、またその重要性について認知啓発を図ることができました。

当日午後に行われた片倉台小学校の運営協議会では、「準備から本番まで、きめの細かい配慮のおかげで緊張感のある素晴らしい体験会でした。是非継続してやっていきたい」とのコメントをいただきました。また、自治会からは次年度以降も合同防災訓練を継続して企画していくので、引き続きよろしくお願いしたいとの依頼がありました。東京支部としては、今回、ご好評を得たことを糧に、これからも地域の安全と安心のため社会貢献活動に取り組み、公衆電話教室と災害用伝言ダイヤル171の体験学習の継続はもちろん、他の小学校や自治会へ水平展開を図っていきたいと思いをあらたにしました。

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